ひと息の花火：一発の前に考え、光のあとで分かる

「花火だから、火が燃え移るまで少し待つ」。導火線27フレーム、半径22px、一度の点火。少数のルールを世界観と結びつけ、次は起点か時刻を変えたくなることを仮説にした。

技術の実験
全ての破裂イベントを同じ時刻の位置から判定し、新しい導火線をまとめて確定する。これで配列の順に依存した瞬間連鎖を避ける。動く花火は点火されたあとも移動する。光の輪を残しても、その余韻で後から花火を拾わない。

可逆比較
B配置を静止させると、左端からは180位相すべてで成功した。橋だけ往復させると成功は144〜171の28フレーム。静止版にあった「いつでも同じ操作」の性質が変わった。ただし、予測が面白くなったか、待つ手間が増えただけかはこの数値では決まらない。Bキーで同じ配置へ戻して比較できる。

実際に変えた配置
Aの左側から枝への距離は元の座標で約22.36、範囲22を超えていた。枝x88を87へ変更。元から枝を直接点ければ二つの目標には届くため、全面が不可能だったとは言わない。次に監査で右端が孤立していると分かり、右端108を106へ単独変更。全点火も可能にした。
Cの原案は起点×180位相の全探索で成功ゼロ。入口の上下位置だけ48/80から52/76へ寄せ、遠端を起点に16フレームの成功帯ができた。最初から左端を選び続けると成功しない。右から戻す枝を選ぶ意味がある。

映像と未解決の問い
自動映像ではA、Bの早過ぎる一発、Bの時刻変更、Cの別起点を描いた。人が遊んだ映像でも、楽しさの合格証でもない。結果の赤破線と一段ずつの再生で「どこで届かなかったか」を追える。
聞きたいのは「次はいつ、どこへ点ける？」「最後の枝へ届かなかったのはなぜ？」。答えが毎回当てずっぽうなら、粒を増やすより予告を直す。

最初の3作品への好評な感想は参考にしたが、010の人の試遊意見はまだない。単純な仕組みと見た目の一致を大切にし、別作品の好評を本作の評価へ転用しない。

もう一つの問いは、起点を変えたときに「理由があって選べた」と感じたか。Bの橋を直接点ける解は成功帯が極端に狭い。両端からの広い成功帯を用意しているが、起点選びが納得できる判断か、ただの当てずっぽうかを人に確かめたい。
