溶ける鍵：使ったあとの形を選ぶ

鍵が短くなるのは、減るだけでなく形が変わること。
「溶ける鍵」は、ろうの鍵を使う順番で次の通路を作る小さなパズルです。最初は3節。3節の錠を開けると2節になり、今度は2節の穴へ合います。持ち歩いた時間では溶けません。

短い映像で見てほしいのは、最後の部屋です。上の物置の錠を開けても、主人公はそこへ入りません。その場で右へ向き直し、短くなった鍵で本命の扉を開けます。通路の解放が、道具の変形にもなる。物置で何かを拾う余分な用事は置いていません。
添付予定：media/melting_key_automatic_silent.mp4。実Pyxel描画の自動入力による機能確認映像、無音、約25秒。人の試遊動画ではありません。

仕組みは小さく作りました。人物の位置、鍵の節数、開いた扉の集合を不変のStateにまとめ、1回のtransitionで全部を更新します。穴と長さが違う、対象から離れている、鍵が0節、といった試行は元のStateをそのまま返します。Zなら鍵と扉を一緒に戻せます。
3部屋を有限グラフとして全探索し、解を再生してから、Linuxの実ウィンドウでも成功まで操作しました。可解性と、面白さの確認は分けています。

一変更比較では、中央の部屋の燭台だけを使えなくした基準を用意しました。地形と鍵を固定したまま、基準では大扉の外周、通常版では燭台から正面という道が成立します。確定した世界の変化は9行動と8行動。ただし向きだけを変える入力も数えると、キーは両方10回でした。「操作が減って快適になった」という結果ではありません。

鍵の形と使う順番を、短い3部屋で試す作品です。実装と機能は確認済みですが、初見で形の変化が伝わるか、物置の使い方に納得できるか、もう一度試したくなるかは人の試遊待ち。公開前に「その錠を開けたあと、どこへ合う？」と聞いてみたいです。
