一人ぶん空けると、隣のリズムが変わる。

『即席オーケストラ』では、五つの席に三〜四人の奏者を並べます。
太鼓は右隣を一つ遅く、鈴は左隣を一つ早くします。
空席を挟むと合図は届かない。二つの合図が届けば相殺します。
同じ音符でも、誰の隣に座るかで入り方が変わる小さな構築ゲームです。

発音は絵だけの演出にせず、音符と音高のペアを実際にずらしています。
Bの笛は+1でも-1でも0/2/4/6に発音しますが、音高の並びは違います。
元の薄い譜面、移動後の形つき音符、現在の拍を同時に表示しました。
音が出ない環境でも、休符と重なり、依頼条件を読み取れます。

試奏中の編集は次の小節頭へ予約します。
途中で既に鳴った拍を書換えず、いまの小節と次の構成を見比べるためです。
四小節の本番が未達でも配置を変えて続けられます。自由試奏にも点数はありません。

三つの自作譜面について全360配置ずつを計算しました。
3人でも4人でも依頼を達成でき、席を一つ変えるだけで休符が崩れる例も残しました。
たくさん鳴らすことがいつもよい、という採点にはしていません。

一変更比較では隣接合図だけをゼロにします。
Bの笛0/4依頼はゼロ版では不可能なので、その不能を楽しさ比較には使いません。
両方で三人の四周演奏を成立させ、入り方がどこで変わったかを見ます。

映像は実際のPyxel描画を自動操作して収録した、無音の機能紹介です。
クラウドでの音声出力と実聴は未確認。音量や響きの質はまだ評価していません。
次に聞きたいのは、「その空席はどの音のために残した？」という理由です。
