焦げない料理で、ふたりの間を作る

『つながる厨房』は料理を急がせるのではなく、二人の作業をつなぐ小さなゲームです。
調理役が作り、配膳役が届ける。共有台にそっと置く方法も、隣の空いた手へ
渡す方法もあります。どちらでも六皿を出せば、同じ「ごちそうさま」です。

完成皿は焦げません。時間切れもありません。そのかわり、取るまで台を使います。
急かす罰を減らしたら、「次はどこで受け取ろう」という相談が残るだろうか。
手を空けて待つ短い時間が、相手を責める材料ではなく準備になるだろうか。
そんな、まだ確かめていない楽しさを形にしました。

二人が同じ台へ同時に触れたら、先に処理された人が得をする規則にはしません。
両方を止め、「同じ台、ひとりずつ」と出します。手渡しは片方が空手なら一回だけ。
台と手の料理が増えたり消えたりしないことを、固定seedの入力でも検査しました。

三つの厨房は共有台だけでも、直接手渡し中心でも六皿完了を再現できました。
直接手渡しを消す比較版にも同じ共有台手順が通ります。それは機能上の確認です。
実際の二人で流れが合う気持ちよさや、初心者を待つ感触までは証明できません。
動画も自動入力の実Pyxel画面であり、人の試遊ではありません。

次に聞きたいのは「一言で流れが変わった場面」「待つ時間の感じ方」
「二回目に受取り場所を変えたか」です。公開前の原稿で、投稿は行っていません。
