原稿候補・未投稿
直した道を、自分の次の旅に使う。帰ってみると、町の誰かも使っている。

「旅する修理屋」は拠点と三つの町を結ぶ、小さな旅です。川では左右の索の位相を合わせ、森では荷台の回る向きを整える。修理が終わると、地図に一本の短い便が現れます。
その便を自分も使って隣町へ行くと、川の魚箱が丘の台所へ届いている。森の便を直せば、戻った拠点に苗が並ぶ。修理数のゲージだけではなく、次の行動と暮らしの景色に変化が見えることを目指しました。

１００番だから全技術を詰め込むことはせず、旅・二つの小機構・二枠の記念品に絞っています。ひとつ直して帰る旅も完成。両方を直す以外に、小瓶と鈴を選ぶか、鈴と木札を選ぶかという、自分の見た景色を持ち帰る選択があります。
機構の試作と試運転は無料。修理費用を払う前に帰路まで予告し、修理後に帰れない確定は防ぎます。

技術検査では４頂点の最短路、位相４状態、歯車８接続、無料試運転、帰路の境界、工具の一度きり受取、品の交換、undoと保存の再生一致を確認しました。交通が増えるかだけを変える比較にも、同じ入力・同じ基本目標の到達記録を残しています。
これは技術・設計の確認で、人が遊んだ面白さの保証ではありません。映像は自動操作した実Pyxel描画・無音。試遊で確かめたいのは、「自分が変えた町をどこだと感じたか」「最後まで持ち帰りたかった二品はなぜか」です。
